ジャマイカの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】

令和5年12月19日

 ジャマイカでは、殺人等の凶悪犯罪が多発しています。政府は危険地域を犯罪対策特別地区(ZOSO)に指定するほか、非常事態宣言(SOE)・外出禁止令の発令など、警察のみならず、軍を投入して犯罪抑止対策を行っていますが、依然として殺人・強盗・銃撃事件、ギャングの抗争事件等の犯罪が抑止されていないことから、特に凶悪犯罪が多発しているセント・アンドリュー県(首都キングストン市を含む)、セント・キャサリン県、セント・ジェームズ県、ウェストモアランド県、クラレンドン県を危険レベル2に引き上げます。

 犯罪の発生場所は危険レベル2の地域に限らず、ジャマイカ全土に及んでいますので、滞在中は十分な安全対策を講じる必要があります。殺人、強盗、強姦、薬物関連事件など、あらゆる犯罪が発生しており、2023年11月には日本人が強盗の被害に遭っています。

 2022年の殺人件数は1,508件であり、前年から34件増加しました。同年の人口10万人あたりの殺人率は52.9件であり、中南米カリブ地域ではワースト2位でした。ジャマイカの人口10万人あたりの殺人率はこの6年間で、中南米カリブ地域ワースト1位~3位の間を推移しています。

 詳細は以下をご確認ください(外務省海外安全ホームページ)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_249.html#ad-image-0

 安全対策についてはこちらをご参照ください(旅行者の皆様へ)
https://www.jamaica.emb-japan.go.jp/itpr_ja/travelers.html