旅行者の皆様へ(自分の身を自分で守るために)
令和6年3月21日
1 治安情勢
ジャマイカでは凶悪事件が多発しており、場所を問わず、毎日、殺人・強盗・銃撃事件等が発生しています。
日本にいる時と同じ感覚で行動をすれば、ジャマイカで事件・事故に遭遇する可能性は、非常に高くなると言わざるを得ません。
実際に日本人観光客の方が強盗被害に遭うケースが増えています。決して他人事と思わずに、以下の防犯対策を取ってください。
2 犯罪被害を予防するためには
(1)徒歩・夜間の外出は危険
ジャマイカでは路上強盗が多発しています。徒歩ではなく、車両で移動をしてください。
現地ジャマイカ人であっても、防犯のため、徒歩での外出を避ける方が多いです。
当地では、日本人やアジア人が少なく、非常に目立つ存在であることに加え、アジア人は裕福なイメージがあることから、強盗のターゲットになりやすいことに留意してください。
夜間の強盗被害が多発していますので、特に夜間の外出は避けてください。
車両で移動する際、必ずドアはロックし、窓は完全に閉めてください。車両が信号で停止した際、開いた窓から手を突っ込まれ、貴重品を盗まれる事件が多発しています。
(2)タクシーの選定に注意
旅行者の皆様は、ホテルや旅行会社があっせんしたタクシーを利用することをお勧めします。
一例として、ジャマイカ政府観光局(JTB)からライセンスを取得しているタクシー(JTBのステッカーあり)は信頼性が高いと思われます。
相乗りタクシーや、流しのタクシーを利用した場合、現地ジャマイカ人であっても犯罪に巻き込まれることがあるため、旅行者の皆様にはお勧めできません。
強盗被害に遭ったケースでは、利用したタクシー運転手と強盗犯人が共犯であったと推測されるケースも多く、信頼できるタクシーを選定することが非常に重要となります。
(3)ホテル・宿の選定に注意
外国人向けの宿、ホテルは強盗のターゲットになりやすいです。
外国人が宿に入る際、宿から出る際を狙って強盗犯人が待ち構えているケースがありますので、十分に注意してください。
周囲を塀で囲み、ゲートを設け、ゲートや車寄せに警備員、職員を配置している宿泊施設は一般的に安全性が高いと言えます。
バックパッカーに人気があるような格安の宿は、一般的に警備対策が不十分であり、部外者が宿の敷地内に自由に出入りできるような宿もあります。そのような宿は強盗の格好のターゲットになり得るため、十分に注意してください。
宿泊中、ノックされたからと言って、不用意にドアを開けるのはやめてください。銃を持った強盗が、ホテルの部屋に押し入ったケースも報告されています。
(4)銀行・ATMからの帰り道に注意
ATMや銀行の帰り道に強盗に遭うケースが多発しています。強盗はATM・銀行の付近で待ち構えており、犯行の機会をうかがっています。預金を下ろした際は徒歩で帰宅せず、すぐに車両に乗り移動するよう心がけてください。
ATMを利用する際は、安全な場所に設置されたATMを使うよう心がけてください。警備員が配置されたホテル、ショッピングモール、スーパー内にあるATMは比較的安全だと言えます。一方で、路上に設置されたATMは警備員の配置もなく、犯罪者のターゲットになりやすいと言えます。
銀行の利用においても油断は禁物です。犯罪者は巧妙な手口で情報を入手しています。高額の現金を下ろした人物を把握し、その人物が銀行から出てきた際を襲うという事件も発生しています。
(5)持ち物や衣服に注意
スマートフォンやタブレットを狙った強盗殺人が発生しています。外でスマートフォンを取り出して写真を撮ったり、画面を注視する行動はリスクが高くなります。外出の際は、高価なものは見えないようにしまっておくことが大切です。ブランドもののバッグを所持している、高価な衣服を着ている場合、強盗のターゲットになる可能性が高くなります。ジャマイカは貧富の差が激しい国ですので、その場所にふさわしい、目立たない服装を心がけてください。
(6)強盗には抵抗しない
強盗は、相手から抵抗されることを想定して拳銃や刃物を所持していることが多いことから、強盗に遭った場合は決して抵抗しないでください。
(7)声をかけられてもついて行かない
声をかけてきた見知らぬ現地人について行ったために、強盗や性犯罪の被害に遭ったというケースが報告されています。犯罪者は、フレンドリーで陽気な現地人を装って近づいてくるケースがあることを忘れないでください。流ちょうな日本語で声をかけてくる現地人の犯罪者も報告されています。
(8)薬物には絶対に手を出さない
ビーチや観光地では、「大麻を買わないか」などと声をかけられることがあります。薬物に手を出すことは絶対にやめてください。軽い気持ちで薬物を使用したために、当地で長期間入院することになったケースのほか、薬物の売人と顔見知りになったために、運び屋に仕立て上げられたケースなど、あらゆるトラブルの原因となり得ます。もちろん当地の法律に違反すれば、逮捕され、有罪となり刑罰を科されることがあります。
(9)危険地域には立ち入らない
ジャマイカには、現地人でも立ち入りを避けるような危険地域が存在します。当館の「各種マップ」を参照し、これら地域には立ち入らないようにしてください。ダウンタウンなどの危険地域に立ち入った場合、犯罪被害のリスクは格段に高まります。
ジャマイカでは凶悪事件が多発しており、場所を問わず、毎日、殺人・強盗・銃撃事件等が発生しています。
日本にいる時と同じ感覚で行動をすれば、ジャマイカで事件・事故に遭遇する可能性は、非常に高くなると言わざるを得ません。
実際に日本人観光客の方が強盗被害に遭うケースが増えています。決して他人事と思わずに、以下の防犯対策を取ってください。
2 犯罪被害を予防するためには
(1)徒歩・夜間の外出は危険
ジャマイカでは路上強盗が多発しています。徒歩ではなく、車両で移動をしてください。
現地ジャマイカ人であっても、防犯のため、徒歩での外出を避ける方が多いです。
当地では、日本人やアジア人が少なく、非常に目立つ存在であることに加え、アジア人は裕福なイメージがあることから、強盗のターゲットになりやすいことに留意してください。
夜間の強盗被害が多発していますので、特に夜間の外出は避けてください。
車両で移動する際、必ずドアはロックし、窓は完全に閉めてください。車両が信号で停止した際、開いた窓から手を突っ込まれ、貴重品を盗まれる事件が多発しています。
(2)タクシーの選定に注意
旅行者の皆様は、ホテルや旅行会社があっせんしたタクシーを利用することをお勧めします。
一例として、ジャマイカ政府観光局(JTB)からライセンスを取得しているタクシー(JTBのステッカーあり)は信頼性が高いと思われます。
相乗りタクシーや、流しのタクシーを利用した場合、現地ジャマイカ人であっても犯罪に巻き込まれることがあるため、旅行者の皆様にはお勧めできません。
強盗被害に遭ったケースでは、利用したタクシー運転手と強盗犯人が共犯であったと推測されるケースも多く、信頼できるタクシーを選定することが非常に重要となります。
(3)ホテル・宿の選定に注意
外国人向けの宿、ホテルは強盗のターゲットになりやすいです。
外国人が宿に入る際、宿から出る際を狙って強盗犯人が待ち構えているケースがありますので、十分に注意してください。
周囲を塀で囲み、ゲートを設け、ゲートや車寄せに警備員、職員を配置している宿泊施設は一般的に安全性が高いと言えます。
バックパッカーに人気があるような格安の宿は、一般的に警備対策が不十分であり、部外者が宿の敷地内に自由に出入りできるような宿もあります。そのような宿は強盗の格好のターゲットになり得るため、十分に注意してください。
宿泊中、ノックされたからと言って、不用意にドアを開けるのはやめてください。銃を持った強盗が、ホテルの部屋に押し入ったケースも報告されています。
(4)銀行・ATMからの帰り道に注意
ATMや銀行の帰り道に強盗に遭うケースが多発しています。強盗はATM・銀行の付近で待ち構えており、犯行の機会をうかがっています。預金を下ろした際は徒歩で帰宅せず、すぐに車両に乗り移動するよう心がけてください。
ATMを利用する際は、安全な場所に設置されたATMを使うよう心がけてください。警備員が配置されたホテル、ショッピングモール、スーパー内にあるATMは比較的安全だと言えます。一方で、路上に設置されたATMは警備員の配置もなく、犯罪者のターゲットになりやすいと言えます。
銀行の利用においても油断は禁物です。犯罪者は巧妙な手口で情報を入手しています。高額の現金を下ろした人物を把握し、その人物が銀行から出てきた際を襲うという事件も発生しています。
(5)持ち物や衣服に注意
スマートフォンやタブレットを狙った強盗殺人が発生しています。外でスマートフォンを取り出して写真を撮ったり、画面を注視する行動はリスクが高くなります。外出の際は、高価なものは見えないようにしまっておくことが大切です。ブランドもののバッグを所持している、高価な衣服を着ている場合、強盗のターゲットになる可能性が高くなります。ジャマイカは貧富の差が激しい国ですので、その場所にふさわしい、目立たない服装を心がけてください。
(6)強盗には抵抗しない
強盗は、相手から抵抗されることを想定して拳銃や刃物を所持していることが多いことから、強盗に遭った場合は決して抵抗しないでください。
(7)声をかけられてもついて行かない
声をかけてきた見知らぬ現地人について行ったために、強盗や性犯罪の被害に遭ったというケースが報告されています。犯罪者は、フレンドリーで陽気な現地人を装って近づいてくるケースがあることを忘れないでください。流ちょうな日本語で声をかけてくる現地人の犯罪者も報告されています。
(8)薬物には絶対に手を出さない
ビーチや観光地では、「大麻を買わないか」などと声をかけられることがあります。薬物に手を出すことは絶対にやめてください。軽い気持ちで薬物を使用したために、当地で長期間入院することになったケースのほか、薬物の売人と顔見知りになったために、運び屋に仕立て上げられたケースなど、あらゆるトラブルの原因となり得ます。もちろん当地の法律に違反すれば、逮捕され、有罪となり刑罰を科されることがあります。
(9)危険地域には立ち入らない
ジャマイカには、現地人でも立ち入りを避けるような危険地域が存在します。当館の「各種マップ」を参照し、これら地域には立ち入らないようにしてください。ダウンタウンなどの危険地域に立ち入った場合、犯罪被害のリスクは格段に高まります。