ジャマイカに対するコールド・チェーン整備のための緊急無償資金協力供与式

2021年12月7日、ジャマイカの新型コロナ・ワクチン・プログラムを支援するためのジャマイカに対する最初のコールド・チェーン機材の到着を記念して、供与式が行われました。藤原大使、タフトン保健・福祉大臣、キャンベル外務担当国務大臣、篭島UNICEFジャマイカ事務所代表が供与式に参加しました。

2021年4月27日、日本政府は、国連児童基金（UNICEF）を通じ、各国国内での予防接種体制を構築する「ラスト・ワン・マイル支援」として、新型コロナウイルス感染症の影響を受けるジャマイカを含む6つの中南米諸国に対する約1,111万米ドルの緊急無償資金協力の実施を決定しました。

保冷設備等のコールド・チェーン機材の購入、ジャマイカ全体に新型コロナ・ワクチンを配布し、公平なアクセスを支援するための能力構築、ジャマイカ保健・福祉省によるワクチン接種暫定計画の全国展開を強化するために、ジャマイカ政府に対して1，220，000米ドルが割り当てられています。

本日の保冷容器85個の引き渡しは、始まりに過ぎません。ワクチン用保冷設備、ワクチン運搬容器、別の保冷容器、遠隔温度監視機器及び冷蔵能力を備えた日本車が続きます。